社会貢献活動　
イベント報告

神奈川県遊技場協同組合理事長 / 神奈川福祉事業協会会長　伊坂 重憲

今年も、神奈川県知事をはじめ多くの方々のご協力をいただき、ふれあいコンサートを開催できましたことを心より感謝申し上げます。
私たちは、特別支援学校の児童・生徒さんに、公共の会場で神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるフルオーケストラの演奏を体験してもらい、音楽を通じて教育面における幅広い知識と教養を高めていただき、健やかな成長に少しでもお役に立てばとの趣旨でこのコンサートを開催し、今年で4回目となりました。
今回は、会場を県民ホールに変更して、多くの車いす利用者と新たに特別支援学級の児童・生徒さんにも参加いただき、招待者数は、2日間で3,000人以上となりました。
会場では子どもたちが次々に奏でられる音楽に合わせて一緒に歌ったり、踊ったりと体いっぱいに気持ちを表わすその姿を目にし、主催者として大きな喜びと感動をいただきました。
さて、神奈川福祉事業協会は、昭和60年2月、神奈川県遊技場協同組合をはじめ神奈川流通商福祉防犯協力会、神奈川相互交易株式会社など県内の遊技業界の中で、「社会福祉に貢献する組織」として設立され、今年で30周年を迎えることができました。
設立当時は社会福祉という言葉も一般的でない中、これまで試行錯誤を繰り返しながら様々な社会貢献活動を継続してまいりましたが、その中でもこのコンサートは業界役員が汗をかきながら、子どもたちとのふれあいの機会を持てる貴重な事業であります。
私たち業界も厳しい経営環境の下におかれていますが、これまで灯し続けてきた社会貢献の灯は決して消すことなく、これからも県民の皆様に期待される真の社会貢献団体を目指して、努力して参ります。